Mae 『Singularity』
2007年8月24日 音楽
Maeの3rdアルバムの登場です。
浮遊感と繊細さを持ち合わせるバンドならが、世間にはまだ過小評価されてる感じ。私の評価はかなり高いです。現役TOP10には余裕で入ります。
・レビューの前に私の音楽観(的なもの)について
私は「メロディ>>サウンド(歌詞の「音」としての響き含む)>>>>歌詞の内容」な人です。簡単に言えばメロディが気に入って、よっぽどサウンドがショボくない限り歌詞の内容わかってなくてもどんだけでも高評価します。(Incubusのように、たまに曲によっては「サウンド>メロディ」になったりもしますが
「歌詞がリアルじゃない、共感できない」とかはほとんど言いません。だって・・
普段聞いてる音楽の9割(以上?)が、洋楽=日本語じゃない→リアルなワケない
ですからね。
メロディとサウンドを求めていたら洋楽にいきついたわけです。
音楽についてはどこまでも雑食に生きてきたのでロックだろうがポップだろうがR&Bだろうが図式は一緒。
・Maeのハナシに戻ります。
このアルバムの感想をネット上で見ると「サウンドがロック(ハード)になりすぎた、残念」「繊細な作りじゃなくなった」という意見が多く見受けられましたが、私はそこに圧倒的な違和感を感じた。「断じて否!」と言いたい程だ。
美しいく優しいメロディ・ラインと、大空を舞うような浮遊感を感じさせるサウンドはいたって健在。むしろ別のアプローチからこれを成功させていると感じる。よほど気をつけてサウンドを構築しなければこれらは決して実現できないと感じるのだが・・
勘違いしないで欲しいのは私は前作、前々作が嫌いなのではなく、大ファンだということ。音が前のまま、というのももちろん望んでいた。ただ、このアルバムにもMaeは存在している、と言いたいだけだ。
・特に気に入った曲のレビューを
?「Brink Of Disaster」
素晴らしい。一発で惚れ込むに値するメロディだ。サウンドもこれで大正解だ。☆4.1
?「Just Let Go」
アルバム1、2を争う優しさを持つ曲だ。サウンドの広がりは寒気を感じる程のレベルにあるし、なんと言ってもメロディが目頭を刺激する。☆4.0
?「Rocket」
アルバム中No,1だ、イントロの0:08までは「ええ!?」と思うほどのギターとドラム(打ち上げをイメージしているのだろう)、そこから「音の宇宙」が広がっている。このバンドで「サウンド>メロディ」を感じることになるとは・・。曲名を見事に再現しているでないか。☆4.2
これ以外も粒ぞろいだ、311のようなメロディの?、エモ・パンクの様相の?(たしかにこれはロックしてる)、ヴァースとブリッジが最高にイイ?、捨て曲がないバンドとしてさすがのデキである。4点超えが3曲あるのだからしばらくエンドレスリピート確定かもしれない。
私は各楽器の音の使い方を変えただけで彼らの音楽の本質は全く変わっていないと結論付ける。
このアルバムに前作と同レベルのメロディと、前2作より繊細になったサウンドを聴いた。
浮遊感と繊細さを持ち合わせるバンドならが、世間にはまだ過小評価されてる感じ。私の評価はかなり高いです。現役TOP10には余裕で入ります。
・レビューの前に私の音楽観(的なもの)について
私は「メロディ>>サウンド(歌詞の「音」としての響き含む)>>>>歌詞の内容」な人です。簡単に言えばメロディが気に入って、よっぽどサウンドがショボくない限り歌詞の内容わかってなくてもどんだけでも高評価します。(Incubusのように、たまに曲によっては「サウンド>メロディ」になったりもしますが
「歌詞がリアルじゃない、共感できない」とかはほとんど言いません。だって・・
普段聞いてる音楽の9割(以上?)が、洋楽=日本語じゃない→リアルなワケない
ですからね。
メロディとサウンドを求めていたら洋楽にいきついたわけです。
音楽についてはどこまでも雑食に生きてきたのでロックだろうがポップだろうがR&Bだろうが図式は一緒。
・Maeのハナシに戻ります。
このアルバムの感想をネット上で見ると「サウンドがロック(ハード)になりすぎた、残念」「繊細な作りじゃなくなった」という意見が多く見受けられましたが、私はそこに圧倒的な違和感を感じた。「断じて否!」と言いたい程だ。
美しいく優しいメロディ・ラインと、大空を舞うような浮遊感を感じさせるサウンドはいたって健在。むしろ別のアプローチからこれを成功させていると感じる。よほど気をつけてサウンドを構築しなければこれらは決して実現できないと感じるのだが・・
勘違いしないで欲しいのは私は前作、前々作が嫌いなのではなく、大ファンだということ。音が前のまま、というのももちろん望んでいた。ただ、このアルバムにもMaeは存在している、と言いたいだけだ。
・特に気に入った曲のレビューを
?「Brink Of Disaster」
素晴らしい。一発で惚れ込むに値するメロディだ。サウンドもこれで大正解だ。☆4.1
?「Just Let Go」
アルバム1、2を争う優しさを持つ曲だ。サウンドの広がりは寒気を感じる程のレベルにあるし、なんと言ってもメロディが目頭を刺激する。☆4.0
?「Rocket」
アルバム中No,1だ、イントロの0:08までは「ええ!?」と思うほどのギターとドラム(打ち上げをイメージしているのだろう)、そこから「音の宇宙」が広がっている。このバンドで「サウンド>メロディ」を感じることになるとは・・。曲名を見事に再現しているでないか。☆4.2
これ以外も粒ぞろいだ、311のようなメロディの?、エモ・パンクの様相の?(たしかにこれはロックしてる)、ヴァースとブリッジが最高にイイ?、捨て曲がないバンドとしてさすがのデキである。4点超えが3曲あるのだからしばらくエンドレスリピート確定かもしれない。
私は各楽器の音の使い方を変えただけで彼らの音楽の本質は全く変わっていないと結論付ける。
このアルバムに前作と同レベルのメロディと、前2作より繊細になったサウンドを聴いた。
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