01.Quicksand
02.Kiss to Send Us Off
03Dig
04Anna Molly
05Love Hurts
06Light Grenades
07Earth to Bella, Pt. 1
08Oil and Water
09Diamonds and Coal
10Rogues
11Paper Shoes
12Pendulous Threads
12Earth to Bella, Pt. 2

ライブで質の落ちるバンドはもはや聞かなくなった私です。
一例出します。
Sum41,Good Charlotte,Lostprophets君達にはガッカリだ。
ヴォーカリストはもちろん、バンド全体のレベルの低さにがっかりだ。
System of a downはLiveの方がキレてる。
Nickelbackはなぜあんな安定してあの声が出るのかが謎なくらいすごい。
MY CHEMICAL ROMANCEの新譜は名盤だそうだが、ライブ・パフォーマンスが向上してなきゃガッカリしちゃうかもね(前にライブを見た時は「劣化」していた
向上しているならスゴいバンドかもしれない。

そして私が最もソング・ライティングでもライブ・パフォーマンスでも評価しているバンドがこのincubusです。ライブ行きたいです。DVD全部持ってるけど生だったらきっと失神します。
我輩3トップの一角なので新譜ももちろん超期待してました(他はSystem of a Down,Linkin Park)
アルバム毎に進化し、独特の世界観を確立させるバンド。こういうバンドを「アーティスト」と呼べるのではないかね。

1曲ごとのレビューをば。
01,前回に引き続き混沌とした世界観から開始。
02,直接的な音ではなく、ハードでありながらもサウンドととしての「浮遊感」を感じる、矛盾を含む作品。暴れて聞くもよし、聞き入るもよし。
03,宇宙の美を表現したかのような作品。メロディは印象的とは感じないが、ポップ・ミュージックのメロディなぞは彼らにはもはや不要。曲の細部の作り込みを聞くべし。
04,アルバムのリード・シングル。民族楽器を用いたりとincubusらしいアプローチ。しかしその実、シンプルなロックであり、ミクスチャー・バンドからの完全脱却を示す。
05,ロック・バラード。どのロックアーティストの曲にも似ているようだし、何とも違うような香りがするのはコレがincubusの曲だからであろうか。
06,初期の彼らの音楽と前作の方向性を足してできたような混沌としたサウンドのハード・ロック。ブランドンのヴォーカリストの魅力は、こんな曲すらも自分のモノと主張できるところにある。
07,さて、このアコースティックナンバーをここまでやる意味があるのか…!?勝手な解釈だが、「美」とは「混沌」の中に存在するのかもしれない。Queenもそうだが難解である。
08,incubusのサウンドで…Killersあたりをやってる感じ?
09,ブランドンの声を聞くならコレ。こんなに艶やかな声してたかなと思わせるくらい男が聞いてもセクシ〜。女性の横でアカペラでコレかっこよく歌えたら落とせるかも!
10,ノリノリです。むちゃくちゃカッコイイ。電子音に近いピアノサウンドが見事に風穴を開けている。
11,テンポ速いのにスローに聞こえるマジック。
12,MUSEのように意味不明なサウンドから不思議なメロディラインへ。というか今回のアルバム全体的にメロディは不思議です。
13,Coldplay+MUSE+Radiohead+incubus=「?」ってタイトルにしようぜ。

以上。
評論家はこのアルバムを評価しないワケにはいかないでしょう。
前作で他のバンドとポップ・シーンから別れを告げた彼らはどこまでも自分達の道しか見ていないようです。
1年かけて新しいものを生み出した(彼らは爆弾を壊すものではなく、生み出すものと解釈してみたそうな)ようです。
…さて、どれだけの人に受け入れられるやら?
個人的には前作程の衝撃は無いものの、「聞けば聞くほど良くなる」典型的名アルバムではないかと思うので後々評価が変わってきそうです。

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