七夕の悲劇

2005年7月7日
その日、私はいつものように家を出た。サークルがあるからだ。

ヴーン…ヴーン…

(ん?メールか?)
とまぁ日常となんら変わらない、メールを返信し、ケータイを閉じて自転車にまたがる。
(あ、道の真ん中でネコが寝てる!かわゆいにゃぁ>w<)
私は犬猫にとことん弱い、なでたい衝動に負ける確立は87%だ。
私はその衝動を必死におさえつつ、しかしその子を見つめたまま自転車をこいで近づいた。
(こんなとこで寝てたら雨降るぞ〜)
などと心の中で呼びかけたときに違和感に気づいた。
(なんだろ…)
と、思って彼の横を通り過ぎた瞬間である。私は戦慄と悲愴という感情を同時に抱いた。

彼には下半身が無かったのだ…まるで助けを呼んでいるかのような目線だけを私が来た方向に向けたまま旅立ってしまっていた。

こうして深い悲しみを抱えてサークルに向かったのである。
…それでも世界は止まらない…
………
……


…クソへこむから車でネコ轢くのはやめましょうΣ(;口;←無茶

・今日の一曲
Papa Roach「Scars」

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